Material Guide

Pt950とPt900の違いとは?
プラチナ純度ガイド完全版

ブライダルリングを選ぶ際に必ず出てくる「Pt950」「Pt900」「18K」という表記。何が違うのか、なぜ日本製リングにはPt950が多いのかを解説します。

素材別スペック比較

素材プラチナ純度硬度色の変化価格感主な使用国
Pt95095%◎ 最高ほぼなし高め日本・欧州
Pt90090%○ 高いほぼなし中〜高日本(旧規格)
18Kホワイトゴールド(金75%)△ 普通ロジウムが剥がれると黄変低〜中欧州ブランド多
14Kホワイトゴールド(金58%)△ 普通同上米国系ブランド

Pt950が選ばれる3つの理由

01

純度が高いほど、金属アレルギーのリスクが低い

プラチナは純度が上がるほど混ぜ物が減ります。Pt950は95%がプラチナのため、金属アレルギーを持つ方にも安心して使用できる素材です。ブライダルリングは一生つけ続けるものだからこそ、この点は非常に重要です。

02

傷がついても研磨で元通りになる

プラチナの特性として「素材が失われず移動する」という性質があります。傷がつくと金属が凹むのではなく、表面が動くだけ。職人による研磨で元の輝きに戻せます。18Kゴールドは傷で素材が削れてしまうため、繰り返しの研磨には限界があります。

03

年月が経っても色が変わらない

18Kホワイトゴールドはロジウムメッキの蒸発で黄色みが出てきます。Pt950は素材自体が白いため、何十年経っても同じ色味を保ちます。毎日つけ続けるブライダルリングには、この永続性が最大の強みです。

Pt900との違いは実際にあるのか?

Pt900(純度90%)とPt950(純度95%)の違いは、日常使用においてほぼ体感できません。どちらも高品質なプラチナリングとして長期使用に耐えます。

ただし、日本のブライダルジュエリー業界は2000年代以降にPt950を業界標準として採用しました。アグローヴの各ブランドがPt950を使うのは、「業界最高水準の素材を当たり前の選択として提供する」という品質哲学によるものです。

ポイント:ヨーロッパブランドでPt950表記が少ない理由は、多くの場合Pt850〜950の混合規格を使用しているためです。「プラチナ」と記載されていても純度の確認が必要です。日本の製品はJIS規格に基づき純度を明記することが義務づけられています。